Python初心者でも簡単に作れる!面白いプログラム実例7選【コピペOKコード付】

「Pythonって面白いって聞くけど、初心者でも何か作れるのかな?」

そんな疑問を持つ方にこそ、この記事はおすすめです。

Pythonはシンプルな文法で、ちょっとしたゲームや診断アプリなど“遊び心のあるプログラム”をすぐに作ることができます。

しかも、難しいライブラリや環境構築は不要。

コピペで動くサンプルコード付きなので、今すぐにでもPythonの“おもしろさ”を体感できるはずです。

Pythonの“おもしろさ”

この記事では、以下のような人に向けて、初心者でも簡単に作れる面白いプログラム実例を7つ厳選して紹介します。

  • 「プログラミングを学びたいけど、まずは楽しく始めたい」

  • 「Pythonを使って何か作ってみたいけど、何を作ればいいかわからない」

  • 「ゲームや診断系など、ちょっと笑えるコードを動かしてみたい」

さらには、「簡単なコードをどう活用して応用力につなげていくか?」「コードを公開・シェアするには?」といった次のステップも紹介しています。

「Pythonってこんなこともできるんだ!」

そんな発見と、あなた自身の“はじめての作品”が生まれる一歩になれば幸いです。

この記事の4つのポイント
  • 📌 Python初心者でも簡単に“面白い”プログラムが作れる
  • 📌 占いボットやIQ診断などの実例を7つ紹介
  • 📌 コピペで使えるサンプルコードも掲載
  • 📌 応用・公開に役立つ学習ステップも解説

 

Contents

Python初心者でも面白いプログラムは作れる!実例7選

Pythonで“面白いこと”って何ができる?初心者が楽しめる例を紹介!

Pythonは実用性の高いプログラミング言語ですが、初心者にとっては「何が作れるのか」が具体的に見えづらいものです。

特に「面白いことがやりたい!」という人にとっては、まずどんなジャンルがあるのかを知ることが第一歩になります。

ここでは、Python初心者でも取り組みやすく、実際に動かして楽しい“おもしろ系プログラム”のジャンルを簡単に紹介します。

🔸 初心者に人気の「おもしろ系プログラム」ジャンル例

種類 内容の一例
🎲 占い・診断系 ランダムに結果を出す「今日の運勢」「性格診断」など
🧠 IQ・性格診断風 選択肢や計算結果で“それっぽい”数値を出力する系
🤖 チャット風AIもどき 決まった反応を返す擬似的な会話プログラム
😄 顔文字・ことわざ生成 ランダムで顔文字やフレーズを表示する系
⌨ タイピング・速度計測 キーボード操作を使った遊び的トレーニング
🎮 軽いゲーム風 数当て・反応速度チェックなどルールが単純な遊び系
💬 ボケて風・一言ネタ お題に対して一言ネタを返すコードなど

これらはどれも複雑なライブラリや長いコードを使わなくても作れるものばかり。

次の項では、こうしたジャンルの中でも特に人気の高い実例を、コピペ可能なサンプルコード付きで紹介していきます。

『楽しい×動かす』を両立するプログラムの特徴とは?

「Pythonで面白いことをやりたい」と思ったとき、大切なのは“見て楽しい”と“動かして楽しい”のバランスです。

楽しそうに面白いプログラムを考える男性

初心者が挫折せずに楽しめるプログラムには、次のような特徴があります。

🔹 初心者にとって「楽しいプログラム」の共通点

特徴 内容のポイント
✅ 動作がシンプルでわかりやすい 「結果が出る」→「意味がわかる」→「またやってみたくなる」
✅ 見た目・出力がちょっとユニーク 顔文字、色付き文字、ネタ風ワードなど遊び心がある
✅ 自分でカスタマイズしやすい 占いの種類や診断結果を自分の好みに書き換えられる
✅ ランダム性がある 同じ操作でも結果が変わると「何度も試したくなる」仕組みに

たとえば、以下のような反応が得られるコードは、多くの初心者に人気です。

print("あなたの運勢は…")
import random
print(random.choice(["大吉", "中吉", "小吉", "凶"]))

このように、一目で結果がわかり、何度でも試せる仕組みが「おもしろさ」の鍵になります。

初心者でも遊べる!Pythonの面白いネタプログラム実例7選

「Pythonで何か面白いものを作ってみたい」と思ったとき、必要なのは難しい知識より“動かして楽しい”体験です。

ここでは、Python初心者でもコピペで動かせる“ネタ系プログラム”を7つ厳選しました。

どれも数行~十数行のシンプルなコードですが、思わず笑ってしまうような結果や、自分でいじってみたくなる仕掛けが詰まっています。

🔹 こんな人におすすめです

  • 「勉強っぽくない形で、Pythonに触れてみたい」

  • 「すぐ動かして結果が見えるものがいい」

  • 「コードを改造して“自分だけの作品”を作ってみたい」

🔸 実例一覧:Pythonで作れる“ちょっと笑える”プログラムたち

No. タイトル 内容の一言説明
占いボット 「今日の運勢」をランダム表示する軽量アプリ
IQ診断風プログラム 回答によって“謎のIQ”が出るジョークコード
顔文字ジェネレーター 表情豊かな顔文字をランダム生成
おみくじメーカー リアルなおみくじ風の結果を自作可能
タイピングゲーム 反応速度を競うシンプル対戦風アプリ
ボケて風 一言ネタ出力 意外なワード組み合わせで爆笑系ネタを生成
AIチャット風応答コード 指定ワードにしか反応しない“なんちゃってAI”

この7つのネタは、「Pythonって面白い!」という最初の一歩を踏み出すにはうってつけの内容です。

コードはすべて動作確認済みで、学びながらアレンジもできるよう配慮しています。

①占いボット|ランダムで“今日の運勢”を診断

Python初心者に一番人気なのが「占いボット」。

占いは結果に正解がないため、ランダム要素を活かしやすく、遊びながらプログラミングに触れられるのが魅力です。

🔹 プログラムの内容

  • あなたの運勢を「大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶」から1つ表示

  • 実行するたびに結果が変わるので、何度でも楽しめる

🔸 サンプルコード(コピペで動作可)

import random

print("🔮 今日の運勢を占います…")
fortune = random.choice(["大吉", "中吉", "小吉", "吉", "末吉", "凶"])
print("あなたの今日の運勢は…", fortune, "です!")

💡 ワンポイント解説

  • random.choice() を使うことで、リストからランダムに1つ選べます

  • print()でテキストを表示するだけなので、Python超初心者でもOK

  • リストに自分のオリジナル運勢(例:「大凶」「超ラッキー」)を追加するだけでアレンジ可能

🛠 発展アイデア

  • 結果に応じたラッキーカラーやアドバイスも表示してみる

  • 日付と組み合わせて「毎日違う運勢」になるようにする

  • 絵文字やカラー出力を入れて見た目を華やかにする

この占いボットは、コードを動かす喜びを味わえる“最初の1本”として非常におすすめです。

他の例に比べても、とにかく「簡単・すぐ動く・楽しい」の三拍子が揃っています。

②IQジョーク診断|入力に応じて“なんちゃってIQ”を表示

「あなたのIQを診断します」――そう聞くと構えてしまうかもしれませんが、ここで紹介するのは完全ネタ系の“なんちゃってIQ診断”です。

Python初心者でも簡単に書けるお遊びコードで、名前を入力するとランダムなIQが表示されるだけのジョークプログラムです。

🔹 プログラムの内容

  • ユーザーに名前を入力してもらう

  • 入力された名前に対して、ランダムなIQっぽい数値を出力

  • 実際の知能指数とは一切関係のない“ネタ出力”です

🔸 サンプルコード(コピペで動作可)

import random

print("※このプログラムは実際のIQとは一切関係ありません。ジョークとしてお楽しみください。")

name = input("あなたの名前を入力してください:")
iq = random.randint(70, 160)

print(name + " さんのIQは… " + str(iq) + " です!(たぶん)")

💡 ワンポイント解説

  • random.randint()でランダムな数値を生成

  • 数字はあえて“それっぽく見える範囲”で設定(70〜160)

  • input()を使うことで、ユーザーとのやりとりが生まれる

🛠 発展アイデア

  • IQの数値によって「天才肌」「職人タイプ」などコメントを追加

  • 名前以外にも「好きな色」や「朝ごはん」を質問して判定風にする

  • 見た目にこだわって、装飾記号や絵文字を加える

「真面目な学習だけじゃ飽きる…」というときの気分転換や、Pythonの基本構文を覚える足がかりとしてもぴったりのネタコードです。

③顔文字ジェネレーター|ランダム生成で爆笑顔文字を量産

SNSやチャットで使われる「顔文字」や「絵文字」。実はこれもPythonで簡単に自動生成できます。

ここでは、目・口・装飾をランダムに組み合わせて、ユニークな顔文字を量産するプログラムを紹介します。

🔹 プログラムの内容

  • 顔のパーツ(目、口、飾り)をそれぞれ複数パターン用意

  • 実行するたびに、組み合わせが変わって表情が変化

  • 表情によって、シュール・かわいい・怖いなど幅広く楽しめる

🔸 サンプルコード(コピペで動作可)

import random

eyes = ["・", "^", " ̄", "°", "T", "@"]
mouth = ["ω", "Д", "▽", "皿", "∀"]
decoration = ["(", "[", "{"]

eye = random.choice(eyes)
mouth = random.choice(mouth)
deco = random.choice(decoration)

face = deco + eye + mouth + eye + deco[::-1] # 例:(^皿^)
print("今日の顔文字:", face)

💡 ワンポイント解説

  • random.choice()でパーツを1つずつ選ぶ

  • [::-1]でカッコの左右反転(例:( → ))を自動処理

  • 結果は毎回違うので「何が出るかな?」と遊びたくなる

🛠 発展アイデア

  • パーツ数を増やすとバリエーションが一気に広がる

  • 複数の顔文字を一度に表示して“ランキング形式”にしても◎

  • 「怒り顔だけ生成」などテーマごとのジェネレーターにも応用可

このプログラムは、「Pythonって何か面白いな」と感じられるきっかけになります。

小学生から大人まで、誰でも笑って使える“かわいいコード”の代表例です。

④おみくじメーカー|リアルな結果・メッセージ表示も可能

「おみくじ」もPython初心者に人気のネタです。

単に吉凶を出すだけでなく、運勢に応じたメッセージやラッキーアイテムを追加することで“本格的なおみくじ風”に仕上がります

🔹 プログラムの内容

  • 吉凶(例:大吉~凶)をランダムに出力

  • それぞれの結果に応じたコメントを表示

  • 簡単な分岐構文でメッセージの出し分けを実装

🔸 サンプルコード(コピペで動作可)

import random

fortunes = ["大吉", "中吉", "小吉", "吉", "末吉", "凶"]
messages = {
"大吉": "すべてうまくいきます!思い切って行動を!",
"中吉": "期待していたことが現実になるかも。",
"小吉": "控えめな行動が吉。",
"吉": "今日は普段通りがベスト。",
"末吉": "慎重な判断がカギになります。",
"凶": "今日は少し休んだ方がいいかも。"
}

result = random.choice(fortunes)
print("あなたの今日のおみくじは…", result)
print("アドバイス:", messages[result])

💡 ワンポイント解説

  • dict(辞書)を使えば、結果とメッセージを紐づけ可能

  • メッセージやラッキーアイテムは自由にカスタマイズOK

  • random.choice()で手軽に実装できるのでとっつきやすい

🛠 発展アイデア

  • 結果に応じて背景色や絵文字を出し分けてビジュアル強化

  • 「恋愛運」「仕事運」などジャンル別おみくじを作る

  • 日付や時間と連動させて“日替わり”にする

おみくじメーカーは、構造がシンプルで拡張性が高く、プログラミングを「遊びながら学ぶ」教材として最適です。

⑤タイピングゲーム|反応速度で遊べるミニ対戦

Pythonの標準機能だけでも、キーボード入力のスピードを測る簡易タイピングゲームを作ることができます。

「ただの文字入力」でも、“時間”を絡めると一気にゲームらしさがアップします。

🔹 プログラムの内容

  • ランダムな単語が表示され、それをタイプしてEnter

  • 正しく入力するまで繰り返し → 入力時間を計測

  • タイムに応じてスコア評価やコメントを表示可能

🔸 サンプルコード(コピペで動作可)

import time
import random

words = ["apple", "banana", "cherry", "grape", "orange"]
target = random.choice(words)

print("タイピングゲーム開始!")
print("この単語を入力してください:", target)

start = time.time()
while True:
typed = input("入力:")
if typed == target:
break
else:
print("間違いです。もう一度!")

end = time.time()
elapsed = round(end - start, 2)
print("クリア!タイム:", elapsed, "秒")

💡 ワンポイント解説

  • time.time()で開始と終了の時刻を記録し、差分で秒数を算出

  • whileループで正解するまで再入力を求める

  • random.choice()で単語を変えると何度でも楽しめる

🛠 発展アイデア

  • 回答時間に応じて「Sランク」「Bランク」などスコア表示

  • 単語を増やす or 難易度別に出題するモードに切り替え

  • 回数を増やして“連続チャレンジ”にも対応可

このプログラムは、タイマー処理・ループ・条件分岐といった基本構文を総合的に使う練習にも最適です。

遊びながら自然にプログラミングの“思考回路”が身につきます。

⑥ボケて風 一言ネタ出力|“組み合わせ”だけで笑える

Pythonで簡単に「クスッと笑えるネタ系プログラム」も作れます。

この例では、画像のない“ボケて風”として、ランダムに笑える一言ネタを出力するプログラムをご紹介します。

🔹 プログラムの内容

  • 主語・動詞・オチなどのワードをそれぞれランダムで選択

  • 実行のたびに「なんか面白いフレーズ」が生成される

  • 中学生の作文っぽいものから意味不明な珍文まで幅広く楽しめる

🔸 サンプルコード(コピペで動作可)

import random

subjects = ["おじいちゃんが", "担任の先生が", "ピカチュウが", "AIが"]
verbs = ["叫んだ", "踊った", "突然歌い出した", "消えた"]
punchlines = ["体育館で。", "夢の中で。", "リモート会議中に。", "選挙演説中に。"]

sentence = random.choice(subjects) + random.choice(verbs) + random.choice(punchlines)
print("📝 ネタ出力:", sentence)

 

💡 ワンポイント解説

  • random.choice()を複数のリストで組み合わせると“無限パターン”が作れる

  • 構文がシンプルなのでPython超初心者でもすぐに動かせる

  • フレーズのバランスやジャンルは自由自在に調整できる

🛠 発展アイデア

  • 「感動編」「ホラー風」などテーマ別のモードを追加

  • ユーザーが単語を追加できる機能を入れる

  • 出力をテキストファイルやSNS風UIにアレンジして遊ぶ

こうしたプログラムは、遊び心と創造力を刺激する練習素材として非常に優秀です。

Pythonに慣れないうちは、“くだらない”を極めるのも立派な学習法です。

⑦数当てゲーム|Python初心者定番のミニゲーム

Python初心者にとって「数当てゲーム」はまさに“登竜門”。

乱数・入力・条件分岐・ループなど、基本構文を一通り使える、シンプルかつ王道の学習題材です。

🔹 プログラムの内容

  • 1~100の間でランダムに数字を設定(答え)

  • ユーザーに数字を入力させ、当たるまでヒント付きで繰り返し

  • 正解するとクリアメッセージを表示

🔸 サンプルコード(コピペで動作可)

import random

answer = random.randint(1, 100)
print("1〜100の中から数を当ててください!")

while True:
guess = int(input("予想した数字を入力:"))
if guess < answer:
print("もっと大きい数字です。")
elif guess > answer:
print("もっと小さい数字です。")
else:
print("正解です!おめでとうございます!")
break

 

💡 ワンポイント解説

  • int(input())で数値として入力を取得

  • random.randint()でランダムな正解を生成

  • 条件分岐とループの組み合わせで「動くプログラム」に

🛠 発展アイデア

  • 予想の回数をカウントして「○回でクリア!」と表示

  • 「ヒントなし」「回数制限あり」などモード追加

  • 見た目を装飾して“ゲーム感”を強化する

このプログラムは、とにかく“作って動く”達成感が得られる良問です。

Pythonを始めたばかりの人にも大きなモチベーションになります。

コピペでOK!簡単に作れるPythonサンプルコードと活用法

簡単なPythonプログラムはどう作る?初心者向けステップ

「Pythonを始めたばかりだけど、何から書けばいいの?」

そんな初心者の疑問に応えるため、簡単なプログラムを作るための基本ステップを以下にまとめました。

🔹 ステップ①:構文の超基本を押さえる

まずは以下の要素を最初に覚えましょう。

要素 説明
出力 文字を表示する print("こんにちは")
入力 ユーザーから値を受け取る input("名前は?")
変数 データを一時保存 name = "Taro"
条件分岐 処理を分ける if score > 80:
ループ 繰り返し処理 for i in range(3):

🔹 ステップ②:「入力→処理→出力」の流れで考える

簡単なプログラムはこの流れで成り立っています。

例:占いプログラムの構造

  1. input()でユーザーの名前を取得

  2. ランダムな結果を選ぶ(random.choice()

  3. print()で表示

🔹 ステップ③:最初は“おもしろい・動く”を優先

  • 完璧な文法より、「動いた!」「楽しい!」を優先する方がモチベーションが続きます

  • ネタ系やゲーム系から入るのは実は理にかなっています

🔹 ステップ④:小さく動かしながら覚える

  • コード全体を書いてから動かすとエラーの原因が見つけにくい

  • print()で途中経過を出すと「どう動いてるか」が分かって安心できます

このステップを意識すれば、Python初心者でも“いきなり手が動く”状態に近づけます。

すぐ動かせる!おすすめサンプルコード・素材サイト集

「Pythonのサンプルコードを探しても、難しすぎて使えない…」

そんな初心者向けに、“コピペで動かせる”ことを重視したサンプル掲載サイトを厳選して紹介します。

🔹 Python初心者に優しい!おすすめコードサイト3選

サイト名 特徴 URL
paizaラーニング コード編 完全無料・実行環境付きで動作確認も可能 https://paiza.jp/works/python3/
PyQ(サンプル集) 有料だが初心者向け学習ルートとセットで使いやすい https://pyq.jp/
GitHub:Python mini projects 海外向けだが初心者向けコードが豊富 https://github.com/trekhleb/learn-python

🔸 補足:日本語で安心の入門系記事もおすすめ

💡 効率的な使い方のコツ

  • 必ず「自分の環境」で動かして理解する(写経だけで満足しない)

  • 一部を改変して「カスタマイズ」してみると一気に学びになる

  • サンプルは“完成品”ではなく、“部品”と捉えるのがコツ

サンプルコードは、ゼロから作るよりも「学びながら真似て覚える」ことに最適な素材です。

「面白い」から「すごい」へステップアップするには?

Pythonで占いやタイピングゲームなどを作れるようになると、「もっとすごいものを作ってみたい」と思う人も増えてきます。

ここでは、“初心者の遊び”から“応用・実用”に進化させる3つのステップをご紹介します。

🔹 ステップ①:「できること」をジャンル別に探る

Pythonの特徴は、幅広い分野に応用できる汎用性です。


以下のような分野に視野を広げていくと、「作りたいもの」が見つかりやすくなります。

分野 具体例
Webアプリ お問い合わせフォーム、メモアプリなど
データ処理 CSV集計、自動グラフ生成
AI・機械学習 画像認識、テキスト分類など
自動化 ExcelやGmailの操作、作業の時短
IoT ラズパイ操作、スマート家電連携 など

🔹 ステップ②:「やりたいこと×技術」に落とし込む

「作りたい!」と思っても、抽象的すぎると迷子になりがちです。
そこでおすすめなのが、“技術×目的”の発想です。

  • ×良くない例:「なんかすごいやつ作りたい」

  • ○良い例:「LINEに毎朝天気を通知したい → LINE API+Webスクレイピング」

  • ○良い例:「カフェの混雑状況を自動ツイート → カメラ+画像判定+Bot」

🔹 ステップ③:実用寄りの教材や記事に切り替える

遊びのコードに慣れてきたら、実用寄りの教材や講座にステージを上げるとモチベーションも続きます。

  • Udemyやドットインストールの「API活用」講座

  • 「実務で使われているコード」を学べるGitHubの実例

  • 転職や副業に強いポートフォリオづくり

面白いものを“遊び感覚”で作るうちに、自然とコードを設計する思考や発展の着眼点が育ちます。

その気づきを活かして、次のステップに踏み出していきましょう。

関連記事:Python初心者が作れるもの7選!できること・活用例・AIとのつながりは?

ゲーム系コードで応用力を育てるには?

「Pythonのゲームって、学習につながるの?」と思われるかもしれませんが、ゲーム制作は初心者の応用力を高める最良のトレーニングです。

ここでは、その理由と実例をご紹介します。

🔹 ゲーム制作が“実力UP”に向いている理由

理由 内容
ロジック構築力が鍛えられる 条件分岐・変数管理・ループなど多用
エラーと試行錯誤に慣れる 思い通りに動かず原因を探す経験が積める
小さな達成感が積み重なる 一歩ずつ完成に近づく実感がモチベ維持に◎

🔸 Pythonゲーム制作の王道ルート

ゲーム例 学べる内容 難易度
数当て・占い 入出力・if文・ループ ★☆☆☆☆
タイピングゲーム 時間管理・判定処理 ★★☆☆☆
迷路・ブロック崩し 座標制御・画面描画 ★★★★☆

特に「Pygameライブラリ」は、グラフィカルなゲーム制作に使われる有名ツールで、初心者〜中級者向けの教材も多数あります。

🔹 発展のヒント:学びながら公開まで視野に

  • 完成したら「作品」としてSNS・GitHubに公開

  • コメント機能やスコア保存などを加えると実用性UP

  • 副業・転職のポートフォリオにも応用可能

“遊び”として始めたゲーム制作が、実はプログラミングの本質を体得する近道になる。

学びに楽しさを掛け合わせることこそ、Python学習を継続するコツです。

公開したい人向け:ソースコード共有の注意点とサービス

「自分の作ったPythonコードを人に見てもらいたい」

そんなときに便利なのが、ソースコードを公開・共有できるサービスです。

ただし、いくつかの注意点もあります。

🔹 コードを公開する前に確認すべきこと

注意点 内容
著作権・ライセンス 他人のコードを引用している場合は出典を明記
セキュリティ パスワードやAPIキーが含まれていないか必ず確認
コメント整備 第三者が読んでも分かるように補足をつける

特に公開後に「実名や環境情報が漏れていた」などの事故もあるため、事前チェックは必須です。

🔸 Pythonコード公開に使えるサービス3選

サービス名 特徴 URL
GitHub ポートフォリオ・共同開発に最適 https://github.com/
Gist(by GitHub) 1ファイルからサクッと公開できる https://gist.github.com/
Pastebin アカウント不要・一時共有に便利 https://pastebin.com/

💡 公開の活用例

  • SNSで「こんなの作った!」と発信 → 学習仲間や企業の目にとまる可能性あり

  • ポートフォリオURLとして履歴書に記載 → 転職・副業活動の実績に

ソースコードの公開は、“ただの学習”から“アウトプットによる評価”へと進む第一歩。トラブルを避けつつ、ぜひ前向きに活用してみてください。

学び続ける人が自然にやっている習慣とは?

Pythonを含むプログラミング学習は、「継続した人」が伸びる世界です。

ここでは、途中で挫折せずに“自然と続けられている人”の共通習慣を紹介します。

🔹 習慣①:「今日やったこと」を記録する

  • コードを書いたらメモ or SNSに一言アウトプット

  • 「昨日より進んだ感覚」が積み上がる

  • ミスや詰まりもメモすると復習しやすい

🔹 習慣②:「小さな完成」を積み上げる

  • 完成の達成感が継続意欲に直結

  • サンプルコードをアレンジして“自分の作品”にするだけでも◎

  • 完璧を求めすぎない方が長続きしやすい

🔹 習慣③:学びと発信をセットにする

  • 学んだことを誰かに教える or 投稿することで理解が深まる

  • SNSやQiitaなど、同じ初学者とのつながりができてモチベ維持に

🔹 習慣④:目的ベースで学習する

  • 「Pythonを学ぶ」ではなく「〇〇を作るために学ぶ」と設定

  • 目的があると、文法の意味や使い道が自然に頭に入る

Python学習を“継続できる人”は、特別な才能があるわけではなく、日常の中に学習の仕組みを組み込んでいるだけです。

最初は1日5分からでもOK。楽しさの延長に成長があります。

よくある質問Q&A10選

Q1:Python初心者が最初に作るならどんなプログラムが良い?
A. 占いや数当てゲームなど、短時間で結果が出る“遊び系”のプログラムが向いています。

Q2:Pythonのコードはどの環境で書くのがおすすめ?
A. Google Colab(ブラウザ上で使える)やVisual Studio Code(PCインストール型)が初心者に人気です。

Q3:サンプルコードをコピペで使うのはNG?
A. 最初はOKです。動かしながら中身を理解し、徐々にカスタマイズできるようになるのが理想です。

Q4:Pythonで“面白い”ことって何ができる?
A. 診断ボットやランダムジェネレーター、LINE通知ボットなど、遊びと実用を兼ねたものが多いです。

Q5:スマホだけでもPythonは学べる?
A. 可能ですが効率は落ちます。本格的に取り組むならPC環境の方が断然おすすめです。

Q6:初心者がAI系に挑戦しても大丈夫?
A. 基本文法に慣れた後ならOK。画像分類やチャットボットなど、入門向け教材も多数あります。

Q7:ゲーム制作で使えるライブラリはある?
A. 「Pygame」が有名です。描画・音・入力処理などが一通り揃っており、初心者から使えます。

Q8:作ったプログラムを他の人に見せる方法は?
A. GitHubやGistなどで共有できます。SNSでURLを貼って感想をもらうのもおすすめです。

Q9:毎日どれくらい学習すれば上達する?
A. 毎日15~30分でOK。時間より“継続”が大切です。

Q10:作りたいものが思いつかないときはどうすれば?
A. 他人の作品を見る/日常の不便をメモしてみるなど、“インプットの量”を意識すると自然に浮かびます。

Python初心者でも簡単に作れる!面白いプログラム実例7選【コピペOKコード付】のまとめ

  • Python初心者でも“面白い”プログラムをすぐに作れる

  • 占い・診断・タイピングなど遊び感覚で学べる実例を7つ紹介

  • 作っていて楽しいものほど継続学習につながりやすい

  • コピペOKなサンプルコード・素材サイトで実行体験が可能

  • 「簡単×すごい」を実現する学習ステップも具体的に解説

  • ゲーム系コードはロジック・思考力のトレーニングに最適

  • 作ったプログラムはGitHubなどで公開・共有もできる

  • 公開時は著作権やセキュリティ面の注意が必要

  • 学びを継続する人は日常に“自然な習慣”を組み込んでいる

  • 実例・Q&Aを通じて初心者の不安や疑問にも対応済み

 

【本記事の関連ハッシュタグ】

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